つわの花

     ○日記書く終りの頁つわの花
(にっきかくおわりのぺいじつわのはな)
日記帳終わる
 2000年からの日記が、38冊になった。仕事をリタイヤした時、日記帳は同じ規格の物にしようと思ってマルマンのA5の赤いカバーノートにしたのである。この数年は同じ物が店頭になく訊いてみると注文をきくというので最後に注文したのは10冊まとめてであった。その時は全部書ききれないかもしれないと思ったが、案外と早く終わってしまった。
 私と日記帳の付き合いは17歳の頃から始まる。こっちの方はその時々、色々な場所で買った日記帳で様々な大きさなので段ボールに放り込んでも整理がつかない不自然に重なり合った状態で物置にある。
        ○つわの花家主は留守と見られけり    秋甫
 いつもの文具店に問い合わせてみると、折り返し返事があってその分は製造中止になり、在庫もなくなったという事だった。