2016-11-29 烏瓜 鈍行俳句 ○顔彩の朱色盗みし烏瓜 (がんさいのしゅいろぬすみしからすうり) 朱色の絵 烏瓜を色紙に描いたのは去年。今年は柿を描いた。両方ともよく熟れると真っ赤になるが、それは、あくまで林檎の赤色とは異なっている。私の絵具はいつも朱色が一番先になくなってしまうのである。 炎の色だから、かもしれない。