今朝の秋

     ◦関節に風の音きく今朝の秋
(かんせつにかぜのおときくけさのあき)
 関節のこわばり
 眠りに入るときはまだ少し暑さが残っているので、薄い肌蒲団ですら蹴り脱いでしまっているのだろう。朝の目覚めは関節がこわばった状態である。ロボットのような格好で階下に下りるのであるが、年齢と共にここが季節の変化を敏感に感じ取っているのかもしれない。