七月

     ○七月や湧き立つ雲の間から
(しちがつやわきたつくものあいだから)
我が家の凌霄葛
       ○七月や日曜の朝の雨から     秋甫
       ○七月の暦めくれば嶺の雲     々
       ○七月や再会の友の老ひゐて    々
 雲に閉じ込められる7月となった。各地の山ではお山開きの行事が行われたようだ。
 七月一日、日曜日。雨ぐもり
 庭のフェンスに凌霄花が咲き始めたので、キッチンの窓からの眺めが華やかになった。このお天気ではあるが7月がやってきたと改めて、気持ちの高ぶりを覚えた。