〇引きこもる子にひっつく秋の草
(ひきこもるこにひっつくあきのくさ)
〇秋草や雨の重さに項垂れて 河童三子
〇コロコロと磧の石や秋の草 々
〇秋の草愛でて一穂を挿しにけり 々
私の本棚
「ぶたばあちゃん」 マーガレット・ワイルド文 ロン・ブルックス絵
今村葦子 訳
ぶたばあちゃんと孫むすめは、ふたりが知っている、いちばんいいやりかたで、
さよならをいいあいました。
生きることと愛すること、あたえることと受けとること。かがやしいこの世界の、
よろこびをうたいあげた、やさしく、心あたたまる物語です。(うら表紙の文)
ブルばあちゃんはこの「ぶたばあちゃん」の本が好きでした。
(ああ、申し遅れました。ブルばあちゃんって、私のことです。ただおばあちゃんだけだとどこのおばあちゃんか区別がつかないから、ブルばあちゃんにします。ブルって話せば長くなるけど、老衰で亡くなった、家で飼ってた雄犬の名前です。以後お見知りおきを)
自分の体形が「ぶたばあちゃん」と一緒だなんて決して思ってはいないけど
ブルばあちゃんは、ぶたばあちゃんが羨ましい~なと思っていた。
ブルばあちゃんも「ぶたばあちゃん」のように
最後の夜を送れたらなとひそかに望んでいるのです。