穂麦

    使徒食めば穂麦にパンの種宿る
(しとはめばほむぎにパンのたねやどる)
安息日
 ある安息日にイエスさまと弟子たちは麦畑を通って行かれました。弟子たちは空腹になったので麦の穂を摘んでそれを手で揉んで食べました。それを見とがめたファリサイ派の人々はイエスさまに詰問しました。《御覧なさい。なぜ、彼らは安息日にしてはならないことをするのか》ファリサイ人は弟子たちが他人の畑の麦を摘んだので咎めたのでしょうか?申命記23章26節は《隣人の麦畑に入るときは、手で穂をつんでも良いが、鎌を使ってはならない》と定められています。ファリサイ派の人が咎めたのは安息日に弟子たちは麦を摘んで、それを揉む行為をした、収穫と脱穀の仕事に当たると言ったのです。
 (ふ〜む)篭や鋏を持っていなければ隣の畑に入って、トマトやキューリをちょっといただいてもいいのかな?そんなことないよね。