〇引きこもる小鳥も居ろう鵙の贄
(ひきこもることりもおろうもずのにえ)
〇いつの間にか無くなってまた鵙の贄 河童三子
〇干し鱈のごとく乾きし鵙の贄 々
〇鵙の贄すこし動いてをるやうな 々
婆ごころ
何年か前に ブルばあちゃんは 娘さんから「母が重い」という言葉を聞いたことがあります 今もまだそんな気持ちを抱えているのだろうかと 布団を並べて眠っている娘さんにふと、ブルばあちゃんは そんなことを想いました 引きこもりで大学を休学している息子と 歩き遍路をはじめている娘さんのことを想うと胸が熱くなりました。