末枯

           〇末枯れて終に払拭されしかな

             (うらがれてついにふっしょくされしかな)

            

            〇末枯のすき間を風の走る音     河童三子

            〇末枯や縁のほとりの日溜まりに    々

            〇末枯野しゅぅしゅぅ哭かす空があり  々

 

     婆ごころ

 

  夕べおトイレに立った時窓の外が とても明るかった ブルばあちゃんはブラインドを上げて見ました 満月にはまだ少し早い月が 南南西の空に光っていました 月があかるい時 太陽の光の中とまた違った幸せな気分になります 廊下に足を止めて少しの間首を傾けて眺めていました。

 次に起きたときは もう月は無く暗闇が広がっていました 明るい月を見た時から2時間も経っていなかったはずなのに、、、。 月齢でしらべてみると(月の出14:⒖ 月の入り1:33)ブルばあちゃんは 月って毎日夜に出ると子供のように思っていたのです。