障子

     ○愛日の障子に影の無かりけり
(あいじつのしょうじにかげのなかりけり)
愛日って?
 「愛日」という言葉は俳句で冬の季語であるが、日常用語としてはあまり使われていない。
 ①冬の日光、冬の穏やかな太陽、冬のありがたい太陽
 ②時間を惜しむこと、また日時を惜しんで親に孝行して養う
このように「愛日」には二通りの意味があるようだ。 う〜ん「障子」「愛日」と季語重なりになってしまったけど、「愛日」を使ってみたかったし、それを感じたのは部屋の中から見つめていた「障子」に於いてであったのだから....。冬日愛すべし、夏日畏るべし。