2015-10-26 秋の野 鈍行俳句 ◦秋の野をわたしに似た子ひとりゆく (あきののをわたしににたこひとりゆく) 白秋の「秋の野」 あの子がゆくよ 見たよなあの子 おんなじ道を おんなじ方へ だれだろあの子 ちいさなあの子 わたしの前を わたしのように あの子がゆくよ 髪の毛が光る 野の道小径 もう日は暮れる はぐれなあの子 見たよなあの子 お月さま出たよ ほおいとよぼう