○絵手紙にしてドクダミの愛らしき
(えてがみにしてドクダミのあいらしき)
絵が間に合わなかった
○十薬や幼き日々の匂い哀し 秋甫
○どくだみを征して庭の虚空かな 々
○十薬の花の思い出便所の裏 々
明屋書店へ行った。私の俳句は今月も選に入っていなかった。
行く度にペラペラとめくるだけで置いて出るのも心苦しかったから、店内を大きく左回りに見て歩いた。右には一時よく通った絵本や児童書のコーナーがあったはずである。
左の奥にはあるはあるは、なんと老人向けの本の多いこと、今や100歳からの生き方を考えなければならない時代なのか。
と、言う私もこの範疇。佐藤愛子も曽野綾子も瀬戸内寂聴も十分に読んだ。「99歳、ひとりを生きるケタ外れの好奇心で」堀文子 日本画家として99歳の先をどう考えているのか画集はすでに買って持っているから彼女の人生を文章で覗いてみることにした。
それに「キリンの子」鳥居歌集 この歌集については読後のことにしょうと思う。
取り敢えずこの二冊を買って、これまでの無銭読みを許してもらうことにした。