2018-03-24 沈丁花 鈍行俳句 ○沈丁花玄関へ置く男下駄 (ちんちょうげげんかんへおくおとこげた) お寺の沈丁花 ○沈丁や読経響けり脇障子 秋甫 ○孕猫沈丁の香を避けてをり 々 ○夕暮れの沈丁の香の在り所 々 玄関の男下駄は意味深長。戸を開けて入ったときがっちりとした男下駄が置かれているとどういう印象を受けるか一目瞭然、それを狙ったか? 最近では家に男が住んでいて、顔を出してもどこか頼りないが ...、男下駄ならいわずもがな。