初天神

     ○願い事絶えることなき初天神
(ねがいごとたえることなきはつてんじん)
25日は天神さん
 初大師や初天神などと一月はなんでも初をつけて、まるで一番最初にありがたい事がいっぱいあるのだよ、と言わんばかりだ。
 京都の天神さんにお参りしてきた孫は去年受験年で、彼は小学校は5年生の時と、中学校の1年生の時に又引っ越しで転校をやむなくしていた。そんな訳で受験の十分な傾向と対策は学問の神さまに丸投げしていた。なのに祈願のお守りは何故か「金運開運」だったと親は嘆いていたのであるが、あれから1年が過ぎてしまった。済んでみれば落ち着く処へ落ち着いていた。あんなに苦しいかった受験が終わったのに、2年先には次なる大学受験が待ち構えている。今度は神頼みだけにしないでほしいものだ。