2017-10-08 鵯 鈍行俳句 ○鵯の木に午後は鵙なく秋日和 (ひよのきにごごはもずなくあきびより) 朝はやくから上の廃屋の庭にあるねむの木で小鳥の鳴く声が賑やかである。ピーピーピ、ピーヨピイルルと絶え間がない、姿は見えないが雀の声もするようであった。それらの声に替わって午後には鵙のけたたましい泣き声が辺りを席捲しているようだった。