花栗

     ○花栗の妄々として胸苦し
(はなぐりのもうもうとしてむなぐるし)

山遊び
 梅雨といってもお天気つづきで、アウトドアには最適です。道々に栗の花が咲いていて、それは生命の繁殖力を勝ち誇るかのように周辺を圧倒していました。
冨郷の山へ行ってきました、春には蕗の薹や土筆などを採ってきた所です。梅雨にも関わらずこの晴天つづきですから、富郷ダムの水は随分水位をさげていました。
食い意地の張った私は山道の所どころに生えていた蕗が気になってやっぱり採って帰りました。
早速お鍋の中の物となりましたが、先月天狗岳で採ったものに比べると筋張って、佃煮としてなかなか馴染んでくれません。万物に旬は存在するのですね。