どくだみ

     ○どくだみや境界線の根は深し
(どくだみやきょうかいせんのねはふかし)
[境界線争い
 土地の境界線紛争といえば、じびじびとしこりをもって長くつづくのが常套のようです。争いのその上にどくだみの花でも咲いていようものなら、鬱陶しく陰湿なイメージがもう一方であるドクダミがいいあてているのではないでしょうか。
 花の愛好家にはそれほど好まれる花でもないと思われます。なにより「どくだみ」という呼び名にも毒々しさが感じられるし、私自身もあまり好ましく思っていません。