○洗ってもあらっても手に蕗の灰汁
(あらってもあらってもてにふきのあく)
蕗の佃煮
 摘んできた蕗を車から出してみると、大きなナイロン袋2個に一杯詰まっていました。
シートを庭に広げて、洗った物をひとまずそこに置いて後は台所で処理をすませました。それからが大きな鍋二つに火をつけ、どんどん蕗の嵩を減らしていきます。
 井筒安男氏の
     ○蕗を食べ蕗をたべ悪かさねおり
を思い出しました。手に染み付いた黒い色はなかなか落ちないし、これを食べれば体内は直のことでしょう。