2017-04-23 蝶の昼 鈍行俳句 ○耳のない世界にをりぬ蝶の昼 (みみのないせかいにをりぬちょうのひる) キャベツ畑 昼食の終わった食器をシンクに運んでいると、気だるい午後の光が窓の外に溢れていました。 下に植わっているエンドウやそら豆やキャベツ畑の上を白い蝶が乱舞しています。窓の外は今、光の中の蝶が無音の世界を支配していました。