冬麗か

     ○冬麗らか何する船や帆も見えて
(ふゆうららかなにするふねやほもみえて)
冬の海
 快晴で瀬戸内は遠くの島まではっきりと見える。波は静かに明るい。荷揚げを待つ貨物船だけでなく、輝く海をめでるように白い船も見えた。