秋の灯

     ◦秋の灯は消さずひとりを恣
(あきのひはけさずひとりをほしいまま)
 秋の夜
 夜中に目を覚ました時は、無理に寝ようとしないで灯を点けて机に向かう。
 幸福な気持ちに包まれる時と、一人の寂しさを演出しようとする気持ちが現れる時とがある。どちらも大切な私自身であるから十分に楽しむことにしている。