○頬白の口上聞くや昼近し
(ほほじろのこうじょうきくやひるちかし)
○賑やかに頬白目白城の山 秋甫
○頬白や団十郎を気取りけり 々
○頬白の懲悪を訴えてをり 々
頬白をインターネットで検索してみると、雀より少し大きめで、頬が白いとある。
庭に枇杷の木があったときは花の頃うるさい程目白がやってきたもので、その鶯と見違える緑色の姿に心が躍ったものであったが、頬白は顔の隈を除けば体は地味である。
その鳴き声は「一筆啓上仕候」とか地方によっては「源平つつじ白つつじ」などと聞こえるらしい。鳴きはじめると2時間近くに及ぶこともあるらしい。