秋思

     ○沖の雨碇泊の灯の秋思かな
(おきのあめていはくのひのしゅうしかな)

       ○雲低きことも秋思というべきか   秋甫
       ○里暮れて老いるに早き秋憂う    々
       ○物の実のみな裏作に秋憂う     々
 颱風25号は九州の福岡から山口の日本海側へ抜けているというのに、山じ風が夜半から早朝にかけて何度もやってきました。
 各地のリンゴ、ナシ、柿などは大急ぎで捥ぎ採られている様子がテレビに映っていました。夏野菜につづいて秋の果物もまた高値になる事でしょう。これも秋思という他ありません。