2016-04-08 四月 鈍行俳句 ○放哉も虚子も鬼籍の四月かな (ほうさいもきょしもきせきのしがつかな) 四月八日(虚子忌) 春7句 。鎌倉を驚かしたる余寒あり 。春風や闘志いだきて丘に立つ 。遠足のおくれ走りてつながりし 。風吹けば来るや隣のこいのぼり 。春潮といへば必ず門司を思ふ 。三つ食へば葉三片や桜餅 。白酒の紐の如くにつがれけり 辞世の句 。春の山屍を埋めて空しかり