2013-01-24 枯木星 鈍行俳句 ◦枯木星あす接ぐ枝を賜へ欲し (かれきぼしあすつぐえだをたまえほし) 夜になると寝室の窓の向こうには湾に沿って製紙の灯が点在しています。すぐ下に高い杉の木が6本ほどあって、その梢の上の方から星が窓を覗き込むように現れるのです。そんな星々を眺めていると年甲斐もなく何か願い事をしてみたくなりました。 (賜へほし)は文法として成立するのか手元の古語辞典で調べてみたりしましたが自信はありません。たまわりたい、ほしい、という意味で使ったものです。