○一片の雪にも神の真意かな
(ひとひらのゆきにもかみのしんいかな)
○一瞬の雪の結晶交わりぬ 秋甫
○雪見酒までには遠き雪の降る 々
○雪降って喜ぶ心残りをり 々
「雪は天から送られてきた手紙である」 中谷宇吉郎
「詩」 積もった雪 金子みすゞ
The upper part of snow / should be cold / 上の雪 寒かろな。
because the cold moon is shining on you. つめたい月がさしてゐて。
The lower part of snow / should be heavy / 下の雪 重かろな。
because hundreds of them squeezing you. 何百人ものせてゐて。
The middle part of snow / should be lonely / 中の雪 さみしかろな。
because neither sky nor ground to you. 空も地面もみえないで。