2017-09-22 秋日傘 鈍行俳句 ○秋日傘立てて芋掘る伊予美人 (あきひがさたてていもほるいよびじん) 伊予美人 近年は里芋のほとんどが伊予美人という品種になっているようだが、昔からこの辺は年ごとの植え付けを里芋と米と交互に栽培されている。戦後この地へ引き揚げてきたT家の叔母は他所へ引っ越しても芋はやっぱりここのが一番おいしいと言っていた。墓参りなどで来た時はいつも取れたての芋を重い荷物にして持ち帰ったものだった。