2013-01-27 芋植える 鈍行俳句 ◦芋植えて狼は手を白く塗る (いもうえておおかみはてをしろくぬる) 台所の窓から隣家のお百姓さんが早々とジャガイモを植えているのが見えました。(芋植える)は春の季語だったようにおもうのですが、外は寒波の空気が冷たくまだまだ春は遠くかんじられます。一個のジャガイモは2、3ヶに切り分けられて、それに石灰をつけて植えるていきます。土に掘られた穴へ一つ一つ掘り込んでいく作業を見ているうち、「おおかみと七ひきの子やぎ」の童話がふと胸に浮かんだのです。