吉書

          〇傘寿なる日記のはじめ吉書とす

            (さんじゅなるにっきのはじめきっしょとす)

          

            〇醴泉銘書写する吉書筆立ちぬ   河童三子

            〇初筆や王義之の金壁の文字    々

            〇書初の筆に狸の尻尾でる     々