〇野の花を踏み行ごとく霜の花

              (ののはなをふみいくごとくしものはな)

          

            〇霜の夜や船の汽笛のくぐもれる   河童三子

            〇霜踏む音や朝刊の落とされる    々

            〇霜柱踏み荒らされし遺跡めく    々

     From buru to grandson

   〈此の一句〉

   〇小笹原下る近道霜ばしら     寺田寅彦(1878━1935)