冬の芽

           〇冬の芽に誘われて行く東山

             (ふゆのめにさそわれていくひがしやま)

          

           〇加茂川の桜の冬芽ほのと出で     河童三子

           〇歩くに佳し嵯峨野辺りの冬芽かな   々

           〇欅の裸木すでに冬芽を着てをりぬ   々

     From Buru to grandson

 

   〈此の一句〉

   〇冬芽ひそと独り生くるに何の咎     樋笠文(1924━2011)