〇柿の実に雨の雫の輝ける

             (かきのみにあめのしずくのかがやける)

         

           〇猿蟹の柿熊現れて奪われる    河童三子

           〇庭の柿種有る事を恥るかな     々

           〇梨食べて栗たべて次柿食べる    々

     From Buru to grandson

   〈此の一句〉

    〇熟れ柿に色休まする深曇     林翔(1940━)