夜長

          〇きのふより障子の外の夜長かな

             (きのうよりしょうじのそとのよながかな)

            

           〇長き夜やキュンと哭きゐし犬の夢   河童三子

           〇金星の最も明き夜長へと       々

           〇目の覚めて手持ち無沙汰の夜長かな  々

     From Buru to grandson

 

   〈此の一句〉

   〇長き夜や千年の後を考える     正岡子規(1867━1902)