七草粥

              〇唄にして思ひだす春の七種

                (うたにしておもいだすはるのななくさ)

          


             〇粥好きの七種除けて七日粥    河童三子

             〇七日粥炊いてスズ菜は浅漬で   々

             〇陽の当たる縁に座って七種爪   々

 

     ブル便り

 

   〈此の一句〉

   〇七草のはじめの芹ぞめでたけれ     高野素十(1893━1976)