石蕗の花

           ○梵字書く札所の僧や石蕗の花

             (ぼんじかくふだしょのそうやつわのはな)

          

           〇陽だまりを歩く遍路と石蕗の花    河童三子

           〇花石蕗の首を伸ばして誰を待つ    々  

           〇石垣の下の花石蕗背が高き      々    

 

     婆ごころ

 

  テレビではカラリと晴れて絶好の洗濯日和と言ってますが 朝からどんよりとした雲に覆われています 東京地方だけのことだったのでしょう 曇っていると肌寒さもひとしお感じられました。

 パートナーさんは ブルばあちゃんと同じ机で 今日は書を書いています 筆を持っている間に短冊の字を書いてもらおうとブルばあちゃんは思っていました 秋の句をそろそろ冬に替える時期になりましたから、。  

  今日の俳句 「梵字書く札所の僧や石蕗の花」を短冊にすることにしました 娘さんが逆遍路を十ヶ寺歩いて廻って来た納経帳には 墨の梵字が鮮やかでした。