椋鳥

           〇椋鳥やビルの谷間の暮れ早し

               (むくどりやビルのたにまのくれはやし)

           

             〇椋鳥の群れて家路やビルの街   河童三子

             〇椋鳥の鎮まり街の冷えそむる    々     

             〇緩やかややがて賑やか椋の群れ   々

 

     婆ごころ

 

           「青ぞらのはてのはて」   宮沢賢治

        青ぞらのはてのはて

         水素さえあまりに希薄な気圏の上に

         「わたくしは世界一切である

         世界は移ろう青い夢の影である」

         などこのようなことすらも

         あまりに重くて考えられぬ

         永久で透明な生物の群れが棲む

 

 賢治の詩は難しくてよく理解できません けれど

 何度もなんども 繰り返して読んでいるうち 分かったんじゃないけど

 ブルばあちゃんは そんな大気圏の内に包まれている実感がしてきました。