2019-11-18 思い羽 ○思い羽の神の企み妙なるや (おもいばのかみのたくらみたえなるや) ○鴛鴦(おしどり)の彩絵のやうに流れゆく 秋甫 ○思い羽を濡らさぬ鴛(おし)の佇まい 々 ○思ひ羽しかと定めむ鴦(おう)なれば 々 鴛鴦の(鴛)は雄で、(鴦)は雌をさします。 思い羽(おもいば)は雄の方にある美しい羽根のことを指しているのです。 少し詳しく言うと、翼の風切羽の一部で、大きな扇形の羽だそうです。