鳥帰る

         ○鳥帰るあのヒマラヤを越えるもの

             (とりかえるあのヒマラヤを越えるもの)

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            ○アラブの春とは言い難き鳥帰る   秋甫

            ○木っ端とてなく身ひとつに鳥帰る  々

            ○鳥帰る一蓮托生羽餃子       々

  高血圧症の仲間入り。バルサルタン錠40mgを1日一錠の服用となってしまった。

 人生の5分の4は来てしまった現在、まさに後期高齢に突入。私自身のどの時代を輪切りにして見てもその時には予想もしていなかった自分自身が存在していたのである。人生の5分の5を切り取るときもそうなのかな。

 娘に「おひとりさまの老後」上野千鶴子著を読んでみたら?と言われた。最後だって自分自身で決めろって言っているのだ。

 娘としても長い間の親子関係で身に付けた処し方なのかもしれない、こっちは自分でも自覚している程我がままときているのだから。ちょっとしたトラブルにもすぐぎゃあぎゃあ騒ぎだし、なんとか脱出できれば100%自分の力だったと思ってしまう自惚れやだし、少し離れたところで見守っているに限ると思っているのだろう。

 それもまた限りなく寂しいことである。