あたたかや

        ○あたたかや戸の開け閉てもおおらかに

            (あたたかやとのあけたてもおおらかに)

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           ○あたたかや大樹の瘤の下の虚    秋甫

           ○あたたかや漁する船に朝茜     々

           ○あたたかや野に露の菜を摘みにけり 々

  露の中に入って、恵の久保池の下の空き地で大量のつくしを摘む、今年これで3度目になるが新しい頭も出していて、最初のものはすっかりほうけてしまっていた。もうだれも土筆を摘む人は居なくなったのだろうか。

 戻ってみると昔の仕事仲間から留守電が入っていた。高菜の茎漬けが出来たから取に来ればという内容だったので、折り返し土筆を摘んできたところだけど要らないか?と聞いてみると要るという返事だったので半分に分けて届けた。