更衣

     ○二の腕の弛み現わに更衣
(にのうでのたるみあらわにころもがえ)
快晴
         ○鉤ざきのシャツのかがりや更衣   秋甫
         ○繕へぬほころび残し衣替え     々
         ○衣替風美しく誘ひぬ        々
 昨日にひきつづき洗濯日和である。シーツ、枕カバー、どんどん洗いたくなるのは染色体の故だろうか。散歩と朝食と洗濯も済んだ頃めずらしく子供から電話があった。
 定期便(いつもの)のハガキに「無言電話」のことを書いたものだから心配してくれたのだろう。「空き巣に入るための確認電話かもしれないよ」というのだ。家に入っても盗っていくようなめぼしい物は無いけど、鉢合わせすると怖い。きのうも今日もそこらじゅう部屋は開け放しにしているし、先方もなるべく私に会わないよう心掛けてほしいものだ。
 電話で聞いたところでは婿の実家はやもめ暮しになってすぐ、台所はI.Hにして、家はアルソックの警備会社と契約したりしたようだ。う〜ん最近のガスは消し忘れても勝手に消えてくれるしね。といってもついこの間小さなお鍋を焦げ付かしてゴミ収取に出したところ。それに警備会社と言ってもこんな田舎の家ではね。