○霾や人と話せば砂を噛む
(つちふるやひととはなせばすなをかむ)
春の嵐
       ○頭痛して瀬戸に吹きけり油風    秋甫
       ○戸を叩く音にモヤモヤ春嵐     々
       ○黄砂きて三蔵法師と繋がるや    々
現役時代はこの季節は片頭痛の連続であった。畢竟春は仕事に苦心したことであった。この頃は仕事から解放されて幾分頭痛を意識することも無くなったが、、、やはり鬱々とした気分には包まれている。