朝寝

     ○朝寝という期間限定味わいぬ
(あさねというきかんげんていあじわいぬ)
春眠
       ○朝寝の子京都弁にて起こしをり    秋甫
       ○朝寝にも若さの力宿りしか      々
       ○朝寝して腰に痛みを覚えをり     々
 どうも最近はこの「朝寝」という至福の時を味わうことが無くなった。自然光に親しんでいるので、夜に雨戸を閉めたりしないのだ。畢竟夜明けが早くなると部屋の中も早く明るくなる、そして自然に目覚めるのである。