○凩の雨戸叩いて哭く夜かな
(こがらしのあまどたたいてなくよかな)
凩一号
 全国的にはしばらく前に凩一号のニュースを聞いたが、当地では昨夜の風がそうだったかもしれない。春一番も凩も当地では「やまじ風」として扱われ、市役所の放送でやまじ風の予報が流される。農家や市民は作物に覆いをしたり、家の外に出ている物ゝを屋内にしまい込んで風に備えるのである。