豌豆

     ◦豌豆やジャックが登る空の城
(えんどうやジャックがのぼるそらのしろ)

 今朝のフォト取材、(どこかの記者のようですが)散歩の途中甘いみかんの香りに誘われて茂みに入り込むと、足元に野いちごが実っていました。かがみ込んで3つ4つ口に入れてみると、たちまち魔法にかかったようです。
 長い手を越えて伸びようとしている豌豆を見ると、ジャックが一生懸命蔓をよじ登っていました。さすがに金の卵を持って帰るまで見届けることは出来ませんでしたが、今年はどこの豌豆も豊作でみごとに育ちました。わが家にも方々からいただいて卵とじにして随分食べました。
 あの野苺のまるまると太った実のありかは秘密にしておこうと思いましたがあまりに了見の狭い大人と思われてもみっともないので、恵子さんちの孫の涼平くんに教えてあげました。日曜日だし兄妹は朝ごはんを食べたらすぐ飛び出して行くことでしょう。